早いもので今年も後1ヵ月となりました。皆様にはお忙しい日々を送られていると思いますが、お変わりないでしょうか。
臨時国会も、短期間延長などという噂もありますが、12月15日まで。今年は通常国会が延長なく150日間。この臨時国会が81日間なので、合計231日間。殆ど一年中国会が開かれている感じです。
それはともかく、最近世間をお騒がせした例の復党問題。まだ完全に決着した訳ではありませんが、私はこう思います。 まず、去年のあの郵政解散は何だったのか。私自身も含め、地方選出の議員は苦渋の決断をしたはずです。解散の引き金を引いた参議院の反対者は大したお咎めもありませんでした。今回復党見込みの衆議院の人達は踏み絵を踏んだのですからまだしも、割り切れない思いをしているのは私ばかりではないと思います。そうは言っても、反対している新人議員の肩を持つつもりもありません。中には殆ど選挙らしい選挙もせずに国会議員になった人もいます。政治はやはり選挙を通じて自分の考え、想いを訴えてこそ意味があるのではないでしょうか。刺客で送り込まれた人も身分が保障されるという前提ではなかったはずです。
もう一つ、これから大騒ぎになりそうなことがあります。道路特定財源の問題です。道路はもう必要ないという地域の人にとっては、一般財源化されれば、自らの懐が痛むこともなく道路以外の目的に多額の資金が回ってくることになるのですから、こんなに有り難い話はないでしょう。しかし、まだまだ道路が未整備の地域は日本中に沢山あります。特定財源はそのために高いガソリン税でまかなわれているのです。もし他の目的に使おうというのであれば、原点に立ち返って税率を下げ、税体系全体の議論をすべきです。 税率を下げずに一般財源化をしようというのであれば、それこそ納税者の納得が得られる範囲内で使途の拡大を考えるべきだと思います。例えば道路そのものだけでなく沿線の地域振興や防災、まちづくりに充当すればいいと思います。安易に道路族などという言葉を使い、抵抗勢力に仕立て上げようとしていますが、道路族などというものはありません。地方選出の国会議員は地域の実情を踏まえて、本当に困っている地域を救いたいから必死になっているのです。
また、もし道路財源の話を復党問題で下がった支持率回復の手段として使おうとしているのであれば、本末転倒です。逆に国民の支持はもっと下がるかもしれません。
政治は目先の個別問題に右往左往するのではなく、本当に国民のために何をすべきかを考えなければなりません。言葉が適切かどうか分かりませんが、「民のかまど」にもっと目を向けないといけない時期に来ているのではないでしょうか。 |